腸内細菌・菌

サルモネラ菌

Salmonella

Definition

生の肉や卵などに付着することがある食中毒菌の一つ。犬や猫の体調を崩すだけでなく、症状がなくても菌を持ち続け、人にうつる場合もあるとされる。

この項目のポイント

  • サルモネラ菌は生の肉や卵などに付着することがある食中毒菌の一つ
  • 犬や猫は感染しても症状が軽い、あるいは出ないまま菌を保有することがあるとされる
  • 生肉を扱う台所の衛生管理は、犬猫だけでなく人への感染対策としても重要とされる

サルモネラ菌とは

サルモネラ菌とは、生の肉や卵、加熱が不十分な食材などに付着することがある細菌の一種で、食中毒の原因菌としてよく知られています。犬や猫のごはんにも関わりがあり、生食や手作りごはんを扱う場面で話題になる菌です。

どこから犬猫のごはんに入り込むか

サルモネラ菌は、グリーントライプのような生の食材や、加熱が足りない鶏むね肉・ささみなどに付着していることがあるとされます。菌そのものが必ず付いているわけではありませんが、生の動物性食材を扱う以上、可能性としてつねに意識しておきたい菌です。

保管温度が高い、調理器具の洗浄が不十分、といった条件がそろうと菌が増えやすくなるといわれています。

症状が出るとは限らない

人では嘔吐や下痢などの症状が出やすいとされる一方、犬や猫は感染しても症状がはっきり出ないまま経過することがあるとされています。見た目が元気だからといって、菌を持っていないとは言い切れない、というのがこの菌の扱いにくいところです。

便の状態がいつもと違う、食欲がない、といった変化が続くときは、自己判断で様子を見ず動物病院に相談してください。

衛生管理の基本

生の動物性食材を扱うときは、まな板や包丁を他の食材と分ける、使用後すぐに洗浄・消毒する、常温での放置時間を短くするといった対応が基本とされています。フードボウルも毎回きちんと洗うことが望ましいとされます。

新しい食材や生食を取り入れるときは、少量から試しながら、保管と調理の衛生管理をあわせて見直すと安心です。

人にうつることもある

サルモネラ菌がやっかいなのは、犬や猫だけの問題ではないという点です。症状のない犬猫が便を通じて菌を排出し、片付けや掃除の際に人にうつる場合があるとされています。

生肉やフードを扱った後の手洗い、トイレ処理の後の消毒など、犬猫のためだけでなく飼い主自身の衛生管理としても意識しておきたいポイントです。

本項目は一般的な知識の紹介であり、獣医学的な診断・治療を目的とするものではありません。愛犬・愛猫の体調に不安があるときは、動物病院・獣医師にご相談ください。

FAQよくある質問

犬や猫がサルモネラ菌に感染するとどうなりますか?

嘔吐や下痢などの症状が出ることがあるとされますが、犬や猫は感染しても症状がはっきり出ないまま経過することも多いといわれています。ぐったりしている、下痢が続くといった様子があるときは、自己判断せず動物病院に相談してください。

生食や手作りごはんでサルモネラ菌を防ぐにはどうすればいいですか?

生肉を扱ったまな板や調理器具は他の食材と分け、使用後すぐに洗浄・消毒することが基本とされています。フードボウルも毎回洗い、常温での放置時間を短くすることが衛生管理として語られます。

犬や猫が持っているサルモネラ菌は人にうつりますか?

犬や猫が症状なく菌を保有し、便などを介して人にうつる場合があるとされています。片付けの後の手洗いや、食器・トイレまわりの衛生管理は、犬猫のためだけでなく飼い主自身のためでもあります。

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