食材・ごはん

じゃがいも

potato

Definition

加熱してやわらかくすれば犬に少量与えられることもある野菜だが、芽や緑色になった皮にはソラニンという毒性成分が含まれるとされ、生のまま・皮つきのままでは与えない食材。猫には積極的に与える理由がないとされる。

この項目のポイント

  • じゃがいもは加熱してやわらかくし、皮をむいた状態であれば、犬に少量与えられることがあるとされる
  • 芽や緑色になった皮にはソラニンという毒性成分が含まれるとされ、生のまま・皮つきのままでは与えない
  • 冷ましてから食べると消化されにくいでんぷん(レジスタントスターチ)が増えるとされ、さつまいもと同じ働きが期待される
  • 猫はもともと肉食に寄った動物で、じゃがいもを積極的に必要とする理由はないとされる

じゃがいもとは

じゃがいもは、家庭の食卓でもフードの原材料としてもよく見かける野菜です。

煮物やポテトサラダなど調理の過程で、犬が欲しがる場面もあるかもしれません。

犬には、皮をむいて加熱しやわらかくした状態であれば、少量与えられることがあるとされていますが、与え方には注意点があります。

猫はもともと肉食に寄った動物で、じゃがいものような野菜を積極的に必要とする理由はないとされています。

いちばん気をつけたいのは芽と緑色の皮

じゃがいもで最も注意したいのが、芽と緑色になった皮の部分です。

ここにはソラニンという毒性成分が含まれるとされ、嘔吐や下痢、量によっては神経症状の原因になるといわれています。

生のじゃがいもは消化しにくいうえ、ソラニンを含む部分を見分けにくいため、少量でも心配な食材とされています。

芽が出たじゃがいもや、皮の一部が緑がかっているものは、その部分を大きく取り除くか、丸ごと使わないのが安心です。

口にした可能性があるときは、少量だから、元気だからと様子を見続けず、動物病院に連絡することがすすめられます。

腸との関わり

じゃがいもは食物繊維を含み、加熱してから冷ますと、消化されにくいでんぷん(レジスタントスターチ)が増えるとされています。

これはさつまいもでも語られる性質と同じで、大腸まで届いて善玉菌のエサになると考えられています。

ただし糖質・カロリーも高めの食材なので、腸活を目的に取り入れる場合も、主食に置きかえるものではなく、あくまで補助的なトッピングとして考えます。

与えるときの基本

犬にじゃがいもを与えるときは、皮をむき、芽の部分を大きく取り除いたうえで、加熱してやわらかくするのが基本です。

味付けをしていない状態で、はじめては少量から始め、便の様子を見ながら量を決めます。

フードの切り替えと同じように、新しい与え方を試すときは少量からが基本です。

本項目は一般的な知識の紹介であり、獣医学的な診断・治療を目的とするものではありません。愛犬・愛猫の体調に不安があるときは、動物病院・獣医師にご相談ください。

FAQよくある質問

犬にじゃがいもを与えても大丈夫ですか?

皮をむいて加熱し、やわらかくした状態であれば、少量を与えられることがあるとされます。味付けはせず、はじめては少量から様子を見てください。

じゃがいもの芽や緑色の皮はなぜ危険なのですか?

芽や緑色になった皮には、ソラニンという毒性成分が含まれるとされています。嘔吐や下痢、量によっては神経症状の原因になるといわれているため、芽が出たじゃがいもや、緑がかった皮の部分は取り除き、口にしないようにしてください。

生のじゃがいもを少しかじってしまいました。大丈夫でしょうか?

生のじゃがいもは消化しにくく、ソラニンを含む部分を見分けにくいことから、少量でも心配な食材とされています。元気に見えても、口にした可能性がある時点で動物病院に相談することがすすめられます。

猫にじゃがいもを与えてもいいですか?

猫はもともと肉食に寄った動物で、じゃがいものような野菜を必要とする理由はないとされています。フードの原材料として含まれる程度であれば心配しすぎる必要はありませんが、積極的に与える食材ではありません。

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